高尾山のダイヤモンド富士は、2026年は山頂(大見晴園地)で12月15日〜28日が見ごろになる計算です。太陽が富士山頂に沈むのは16時10分〜16時17分ごろです。これは当サイトが太陽の位置から計算した目安です。高尾登山電鉄の公式の見ごろは、2026年10月25日時点では公式サイトがメンテナンス中のため確認できていません。公式の見ごろを確認できたら、この記事を更新します。
このページでは、地点ごとの計算結果と、管理人が2024年12月24日に山頂で撮った写真と時刻の記録をもとに、見える場所・見えない場所、当日のタイムスケジュール、防寒・撮影・下山の注意をまとめました。
2026年のダイヤモンド富士はいつ?見える日と時刻
2026年の高尾山山頂では、12月15日〜28日の14日間、沈む太陽の中心が富士山頂の平らな部分に重なる計算です(当サイト試算)。時刻は16時10分〜16時17分ごろで、1日に30秒ほどずつ遅くなります。
ダイヤモンド富士は、沈む太陽が富士山の山頂に重なり、ダイヤモンドのように輝いて見える現象です。高尾山から見ると、富士山頂の平らな部分は、左端の剣ヶ峰から右端の白山岳まで、方角にして約0.5°の幅があります。太陽は冬至に向かって少しずつ南(左)へ沈む位置を移し、12月中旬にこの幅に入ります。冬至のころは山頂のほぼ真ん中に沈み、冬至を過ぎると沈む位置はまた北(右)へ戻って、12月下旬に幅から外れます。
2026年の見ごろ(当サイトの計算)
山頂(大見晴園地)での計算結果は次のとおりです。時刻は、太陽の中心が富士山頂の高さまで下りてくる時刻(秒は四捨五入)です。
| 日付 | 太陽が富士山頂に来る時刻 | 山頂のどこに沈むか |
|---|---|---|
| 12月15日(火) | 16:10ごろ | 右端の近く |
| 12月16日(水) | 16:10ごろ | 右寄り |
| 12月17日(木) | 16:11ごろ | 右寄り |
| 12月18日(金) | 16:11ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月19日(土) | 16:12ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月20日(日) | 16:12ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月21日(月) | 16:12ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月22日(火・冬至) | 16:13ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月23日(水) | 16:13ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月24日(木) | 16:14ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月25日(金) | 16:15ごろ | ほぼ真ん中 |
| 12月26日(土) | 16:15ごろ | 右寄り |
| 12月27日(日) | 16:16ごろ | 右寄り |
| 12月28日(月) | 16:17ごろ | 右端の近く |
計算の前提は次のとおりです。
- 観測地点は高尾山山頂(国土地理院の標高データで約598m。目の高さを足して計算)。富士山頂の左端は剣ヶ峰(標高3,776m)、右端は白山岳。剣ヶ峰までの距離は約55km。
- 太陽の位置は、NOAA(米国海洋大気庁)が公開している太陽位置の計算式で求め、大気による光の屈折と地球の丸みを補正した。
- 同じ方法で2025年を計算すると12月15日〜28日になり、高尾登山電鉄の2025年の見ごろ(12月17日〜28日)より始まりが2日早く、終わりは同じだった。
- 2024年12月24日について計算すると、太陽が富士山頂に来るのは16時14分で、同じ日に山頂で「16時14分〜15分」に富士山頂へ沈んだという観測記録と合う。
12月14日以前と29日以降は、太陽の中心が山頂の右端(白山岳)より右に沈みます。境目の日は、計算の誤差や雲の具合で前後1日ずれることがあります。確実に見たい人は、12月17日〜26日の中から日を選ぶと安心です。
公式の見ごろと時刻の目安
高尾登山電鉄は、2025年の見ごろを12月17日(水)〜28日(日)の16時〜16時15分ごろと案内していました。2026年の見ごろは、2026年10月25日時点では公式サイトがメンテナンス中のため確認できていません。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 2025年の見ごろ | 12月17日(水)〜28日(日)、16時〜16時15分ごろ | 高尾登山電鉄 |
| 2025年の参観ポイント | 高尾山山頂(ケーブルカー高尾山駅から徒歩約40分)、もみじ台(山頂から徒歩約5分) | 高尾登山電鉄 |
| 2025年のケーブルカー | 見ごろの期間は18時00分まで運転 | 高尾登山電鉄 |
| 2024年のベストシーズン(山頂) | 12月19日(木)〜23日(月)、16時〜16時15分ごろ | 高尾ビジターセンター |
| 2026年の見ごろ | 公式は未確認(当サイト試算は12月15日〜28日) | 2026年10月25日時点 |
参考:高尾山から見るダイヤモンド富士のご案内(高尾登山電鉄)
2025年で比べると、公式の見ごろ(12月17日〜28日)は当サイトの計算(12月15日〜28日)より始まりが2日遅く、終わりは同じでした。
混雑を避ける曜日選び
2026年の見ごろ(12月15日〜28日)のうち、19日(土)・20日(日)と26日(土)・27日(日)は混雑が予想されます。平日なら、太陽が山頂のほぼ真ん中に沈む21日(月)〜24日(木)がねらい目です。
週末・祝日は観光客と写真愛好家が集中し、管理人の経験では、人気スポットは昼過ぎから場所取りが始まります。平日であれば比較的ゆとりがあり、良い位置を確保しやすくなります。当日の天気が悪ければ無理をせず、別の日に振り替える柔軟さも大切です。
どこで見る?観測スポットと「見えない場所」
ダイヤモンド富士を見るなら、高尾山山頂(大見晴園地)か、そのすぐ西のもみじ台です。霞台展望台からは富士山が見えず、一丁平・小仏城山からは太陽が富士山頂に重なりません。
| 場所 | ダイヤモンド富士 | 理由・特徴 |
|---|---|---|
| 高尾山山頂(大見晴園地) | 見える | 公式の参観ポイント。2026年は12月15日〜28日に太陽が山頂に沈む計算 |
| もみじ台 | 見える | 公式の参観ポイント。山頂から徒歩約5分 |
| 霞台展望台 | 見えない | 富士山の方角を、高尾山山頂がふさぐ |
| 一丁平 | 重ならない | 冬至でも太陽が富士山頂の右端より、太陽約1個分右に沈む |
| 小仏城山 | 重ならない | 冬至でも太陽が富士山頂の右端より、太陽約2〜3個分右に沈む |
① 高尾山山頂(大見晴園地)|定番・一番人気
山頂の大見晴園地は、富士山を正面に望む公式の参観ポイントで、2026年は12月15日〜28日に太陽が富士山頂に沈む計算です。
- 特徴:「関東の富士見百景」選定地。展望が開け、富士山を真正面に見られます。
- 注意:最も人気が高く、管理人が訪れた2024年12月24日は、よい場所が14時台に埋まり始めていました。
管理人が2024年12月24日に山頂(大見晴園地)から撮影した記録では、14時台にはすでに澄んだ富士山がくっきり見えていました。展望の詳細は大見晴台(山頂展望台)ガイドを参照してください。

② もみじ台|写真愛好家向け
もみじ台は、高尾山山頂から西へ徒歩約5分の公式の参観ポイントです。管理人の経験では、山頂より人が少なめです。
- 特徴:富士山の手前に木々が入る構図が撮れ、写真愛好家に人気です。
- 注意:日没後は道が暗くなるため、ヘッドライトが必須です。
もみじ台は山頂と同じ尾根にありますが、立つ位置によって富士山の見える方角が少し変わります。当サイトの計算は山頂の地点で行っており、もみじ台の日付は計算していません。

③ 霞台展望台からは見えない
ケーブルカー高尾山駅前の霞台展望台からは、ダイヤモンド富士は見えません。高尾山駅付近から富士山の方角を国土地理院の標高データでたどると、1.0〜1.3km先にある高尾山山頂とその東側の斜面(標高約560〜590m)が、富士山より高く見えるためです。
霞台は都心や関東平野を見渡す東向きの展望台です。体力に自信がない人は、霞台ではなく、ケーブルカーを使って山頂まで登る計画を立ててください。高尾山駅から山頂までは徒歩約40分です。
④ 一丁平・小仏城山では太陽が重ならない
奥高尾の一丁平と小仏城山では、冬至の日でも太陽が富士山頂の右側に沈み、ダイヤモンド富士にはなりません。
富士山が見える方角は、観測する場所によって変わります。山頂から西へ約1.5km離れた一丁平では、富士山頂が見える方角が約0.9°左へずれます。太陽が最も南(左)に沈む冬至の日でも、太陽の中心は富士山頂の右端(白山岳)より、太陽約1個分右に沈む計算です。山頂から約2.1km離れた小仏城山では、ずれが太陽約2〜3個分になります。
夕日と富士山のシルエットを静かに眺める場所としては魅力的です。ただし日没後は街灯のない山道を歩くため、強力なヘッドライトと登山経験が必要で、初心者には向きません。
観測成功のための3つのポイント
①遅くとも14時には観測地点へ到着、②汗冷えを防ぐ重ね着、③ヘッドライト持参の3点を押さえれば、安全に観測できます。
ポイント1:14時までに観測地点へ到着
「日没が16時だから15時着でよい」では遅く、管理人の経験では、よい場所は14時台に埋まり始めます。
三脚が立てられて視界が開けた位置は、人気スポットほど早く埋まります。14時までに到着するスケジュールを組み、到着後すぐ場所を確保しましょう。2024年12月24日の記録でも、山頂は14時台には主要な場所が埋まり始めていました。

ポイント2:汗冷えを防ぐ重ね着(脱コットン)
12月夕方の山頂で2時間待つため、登りでかいた汗が冷える「汗冷え」を防ぐ服装が最重要です。
- 避けたい:コットンの肌着(乾きにくく体を冷やす)。
- おすすめ:化学繊維かウールの肌着を着用し、山頂到着直後(体が冷える前)にダウンなどを着込む。
帽子・手袋・ネックウォーマー、携帯カイロ、温かい飲み物もあると待機が快適です。詳しい防寒のコツは高尾山 冬の服装・気温別防寒ガイドを参考にしてください。
ポイント3:ヘッドライトを必ず持参
日没後の下山道は暗く、両手が空くヘッドライトが必要です。スマホのライトは光量・電池切れの不安があります。
1号路以外の登山道は、日没後は真っ暗になります。1号路も足元が暗いので、ヘッドライトを点けたまま、舗装された1号路で下山してください。
当日の推奨タイムスケジュール
ケーブルカーを使うなら、12時半に高尾山口着→14時に山頂着→16時10分ごろのダイヤモンド富士→16時45分ごろに下山開始、という流れが安全です。

| 時刻(目安) | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 12:30 | 高尾山口駅 到着 | トイレ・装備確認 |
| 13:00 | ケーブルカー乗車 | 行列を考慮し早めに |
| 14:00 | 山頂(大見晴園地)到着 | すぐに防寒着を着て場所を確保 |
| 16:10ごろ | ダイヤモンド富士 | 2026年の計算は16:10〜16:17ごろ |
| 16:20ごろ | マジックアワー | 日没後の残照を楽しみ、下山ピークを避ける |
| 16:45ごろ | 下山開始(1号路) | ヘッドライト点灯。舗装された1号路を利用 |
| 18:30ごろ | 温泉・食事 | 「極楽湯」や「とろろそば」で温まる |
ケーブルカーの運賃やきっぷは高尾山ケーブルカー・きっぷガイドで確認できます。2025年は見ごろの期間に18時00分まで運転しましたが、2026年の延長運転の有無と時刻は、公式発表と当日の駅アナウンスで確認してください。下山後の温泉は京王高尾山温泉 極楽湯の完全ガイドが便利です。
感動を残す撮影テクニック
一眼・ミラーレスは200mm以上の望遠とF16〜F22の絞りで光条(ウニ状の輝き)を狙い、スマホは露出を下げて富士山のシルエットを際立たせます。

一眼レフ・ミラーレスでの撮影
- レンズ:200mm以上の望遠で富士山を大きく引き寄せる。
- 光条を出す:絞りをF16〜F22まで絞ると、太陽の光が線状に写りダイヤモンド感が強調される。
- 三脚:あると安定するが、混雑時は使用が制限される場合があるため周囲へ配慮を。
スマートフォンでの撮影
- 露出調整:太陽の少し横をタップして明るさを下げ、富士山のシルエットを際立たせる。
- グリッド線:構図のバランスを取るためにグリッドを表示させる。
曇って見えないとき・下山の注意
曇ってもマジックアワーや温泉・グルメで楽しめます。下山は暗くなるため1号路を使い、ケーブルカーの延長運転は当日のアナウンスで確認しましょう。

「見えない」も楽しむ
- マジックアワー:太陽が隠れても、残照に浮かぶ富士山のシルエットは美しい。
- シモバシラ(氷の華):早めの時間なら、植物の根元にできる氷の造形が見られることがある。
- グルメと温泉:下山後は名物のとろろそばや極楽湯で温まれる。
帰りのケーブルカーに注意
天候不順の日は、延長運転が取りやめになることがあります。「延長しているはず」と思い込まないことが大切です。
延長運転の時刻や中止の判断は、年・日によって変わります。必ず当日の駅アナウンスと公式案内を確認してください。当日の山頂の見え方は高尾山ライブカメラ・天気確認ガイドでも目安にできます。年末年始に訪れるなら高尾山の初日の出ガイドもあわせてどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年の高尾山のダイヤモンド富士はいつですか?
当サイトの計算では、山頂で12月15日〜28日に太陽が富士山頂に沈みます。公式の見ごろは2026年10月25日時点で確認できていないため、発表後に確認してください。
Q. 何時ごろに見られますか?
2026年の計算では、太陽が富士山頂に来るのは16時10分〜16時17分ごろです。高尾登山電鉄は2025年、「16時〜16時15分ごろ」と案内していました。
Q. どこで見るのがおすすめですか?
高尾山山頂(大見晴園地)か、もみじ台です。霞台展望台からは富士山が見えず、一丁平・小仏城山では太陽が富士山頂に重なりません。
Q. 何時までに到着すればよいですか?
管理人の経験では、よい場所は14時台に埋まり始めるため、遅くとも14時までに観測地点へ到着するのがおすすめです。
Q. 帰りのケーブルカーは何時まで動いていますか?
見ごろの期間は延長運転が行われることがありますが、天候不順の日は取りやめになる場合があります。当日の駅アナウンスと公式案内で確認してください。
Q. 曇って見えなかったらどうすればよいですか?
マジックアワーの残照や下山後の温泉・グルメも楽しめます。12月15日〜28日の中で予備日を決めておくのも有効です。
まとめ
高尾山のダイヤモンド富士は、2026年は山頂で12月15日〜28日、16時10分〜16時17分ごろに見られる計算です(公式発表前の当サイト試算)。見る場所は山頂かもみじ台を選び、14時着・汗冷え対策・ヘッドライトの3点を押さえれば、初めてでも安全に楽しめます。

- 日にちと場所:12月15日〜28日に、山頂(大見晴園地)かもみじ台へ。霞台・一丁平・小仏城山では見られない。
- 14時着と防寒:遅くとも14時に着き、脱コットンと到着直後のダウン着用で汗冷えを防ぐ。
- 安全下山:ヘッドライトを点灯し、舗装された1号路で下山。
天候に恵まれれば富士山頂に沈む輝きを、曇ってもマジックアワーや温泉を。2026年の公式の見ごろを確認できたら、この記事も更新します。


