2020年から導入された新しい学習指導要領には、プログラミング教育や外国語の必修化など、新しい学びが取り入れられています。これらの変更は、社会や産業の変化に対応し、より多様な人材育成を目指したものです。
学習指導要領は、約10年ごとに見直されています。前回の改訂が行われたのは平成25年で、今回はその5年後にあたる令和元年に改訂が発表されました。改訂の背景には、社会・産業の急速な変化や国際社会のグローバル化に伴い、人材育成のあり方を見直す必要性があったことが挙げられます。
新しい学習指導要領では、資質・能力の三つの柱に基づいた教育を推進し、主体的・対話的で深い学びを目指します。また、社会に開かれた教育課程を構築することで、地域社会との連携や国際社会とのつながりを育みます。
新しい学習指導要領は、2020年度から小学校で、2021年度から中学校、2022年度から高校で順次導入されています。教育現場では、改訂された学習指導要領に基づいた授業が行われるよう準備が進められています。
参考サイト:文部科学省 学習指導要領「生きる力」
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