稲荷山コース(見晴らし尾根コース)は、全長3.1km・標高差約399m・難易度★4の、高尾山で最も「登山らしい」尾根ルートです。急な登りや階段が多く体力を要しますが、中間の稲荷山展望台や山頂からの眺望は格別。健脚派や、しっかり登った達成感と絶景を味わいたい方に向いています。登山口は京王線「高尾山口駅」から徒歩約5分、ケーブルカー清滝駅の左側にあります。
2023年3月に登山道全体の改修が完了し、木製の階段が整備されて以前より歩きやすくなりました。それでも急な勾配や滑りやすい箇所があるため、登山初心者にはやや挑戦的なコースです。
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コースの特徴と見どころ

稲荷山コースの魅力は「絶景の展望台」と「明るい尾根歩き」。中間の稲荷山展望台と山頂の眺望が二大ハイライトです。
稲荷山展望台
コース中間にある稲荷山展望台は、東京都心・東京スカイツリー・新宿の高層ビル群を一望できる絶景スポット。空気の澄んだ日には筑波山が見えることもあります。ベンチがあり休憩に最適です。

尾根道の明るさ
南側の尾根を進むため日当たりが良く、明るい雰囲気が特徴です。人工林のスギ・ヒノキ、広葉樹のコナラ・クヌギなど、植生の変化も楽しめます。

山頂からの眺望
山頂に到達すると、富士山や丹沢山地の雄大な景色が広がります。特に冬は空気が澄み、よりクリアな眺望が期待できます。

難易度と所要時間
難易度は★4(中級者向け)、上り約100分・下り約80分です。高尾山で最もハードなコースで、特に登山口から稲荷山展望台までの急な登りが体力を要します。展望台以降は比較的なだらかです。
参考:高尾ビジターセンター コースマップ(所要時間は標準コースタイム)
コース状況
木製階段が多く、山頂手前には200段以上の急な階段が続きます。トイレはコース上になく、登山前に済ませる必要があります。
- 道幅:比較的広いが、山頂付近では狭くなる箇所もあり
- 階段:木製の階段が多く、特に山頂手前に200段以上の急階段
- 道の状態:木の根が露出した箇所があり、雨上がりは滑りやすい
- トイレ:コース上になし。高尾山口駅や清滝駅で済ませる

服装と持ち物
滑りにくいトレッキングシューズが推奨です。スニーカーでも登れますが、急坂と木の根があるため靴底のグリップが重要。飲み物(夏は1L以上)・軽食・タオル・雨具を用意しましょう。持ち物の詳細は高尾山の持ち物リストへ。
注意点
- 混雑:週末や祝日は混雑します。早朝や平日の登山がおすすめ
- 滑りやすさ:雨天時・雨上がりはぬかるみやすく滑りやすい
- 体力管理:急な登りが続くため、無理せず休憩を取りながら進む
アクセス方法
京王線「高尾山口駅」下車、徒歩約5分で稲荷山コースの登山口です。車の場合は周辺の有料駐車場(相場500〜1,500円)を利用しますが、週末は早朝満車になりやすいため公共交通機関がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 稲荷山コースは初心者でも登れますか?
体力に自信があれば可能ですが、急階段が多く高尾山で最もハードです。不安な方は1号路がおすすめです。
Q. 所要時間はどれくらい?
標準で上り約100分・下り約80分です。休憩を含めると山行全体で3〜4時間を見込むと安心です。
Q. コース上にトイレはありますか?
ありません。登山口に向かう前に高尾山口駅や清滝駅で必ず済ませておきましょう。
Q. 下りに使うのもおすすめですか?
急階段が多く下りは膝に負担がかかります。登りで使い、下りは舗装された1号路にするのが定番です。
まとめ
稲荷山コースは、本格的な登山気分と絶景を味わえる高尾山屈指のルートです。急な登りや階段は手強いものの、稲荷山展望台や山頂からの眺望がその苦労に応えてくれます。しっかり準備して、登りは稲荷山・下りは1号路といった組み合わせで楽しむのもおすすめです。1号路の詳細もあわせてご覧ください。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。登山道の規制・改修状況などは変更される場合があるため、お出かけの際は高尾ビジターセンター等の公式情報をご確認ください。


