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高尾山蕎麦 紅葉屋本店 – 明治27年創業の老舗蕎麦屋。秋冬限定の「焼き栗機関車」も見どころ

そば

高尾山は東京近郊でも有数の自然スポットとして知られ、四季折々の美しい景観を求めて年間約260万人の観光客が訪れます。そんな高尾山の玄関口・高尾山口駅から徒歩約5分の場所に位置する「紅葉屋本店」は、明治27年(1894年)創業の老舗蕎麦店です。
130年以上の歴史と伝統が育んだ「とろろそば」はもちろん、秋冬に売り出される「焼き栗」も大人気。

fumotori
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本記事では、紅葉屋本店の歴史やアクセス、看板メニュー、店内の雰囲気、そして訪問のベストタイミングまで、幅広く解説します。

歴史と伝統

紅葉屋本店は、明治27年に高尾山の登山者や参拝客向けの茶屋としてスタートし、「とろろそば」を看板メニューに掲げながら130年以上の歴史を重ねてきました。
時代のニーズに合わせて店舗を改装しつつも、素材選びや製法は受け継がれた伝統を大切に守っています。

座敷席
お店奥の座敷席がおすすめ

2017年の改装では、伝統的な雰囲気と現代的な快適さを両立し、多くの観光客だけでなく地元の人にも愛される老舗として確固たる地位を築いています。

アクセスと立地の魅力

紅葉屋本店は、高尾山口駅から徒歩約5分、ケーブルカー清滝駅の目の前という抜群の立地。登山前の腹ごしらえや、下山後の休憩スポットとして非常に便利です。紅葉シーズンや週末は混雑するため、早めの時間帯平日に訪れるのが狙い目です。

交通手段所要時間備考
京王線 高尾山口駅徒歩約5分駅から一本道で道に迷いにくい
ケーブルカー 清滝駅徒歩約1分駅の真正面で登山前後に立ち寄りやすい
車(付近の有料駐車場利用)徒歩5分前後近隣に駐車場あり。紅葉シーズンは早めが◎

看板メニュー「とろろそば」

こだわりの自然薯と細麺

紅葉屋本店のとろろそばは、大和芋100%のとろろを使用しているのが最大の特徴。粘り気の強いとろろが、細麺タイプのそばによく絡み、独特の舌ざわりと喉越しを楽しめます。
さらにトッピングされているうずらの卵を混ぜることで、まろやかさとコクが一層高まるのもポイント。

店頭のメニュー看板

温かい派 vs. 冷たい派

  • 冷たいとろろそば: 暑い季節や登山後にさっぱり味わいたい人向け。喉越しの良さを実感。
  • 温かいとろろそば: 寒い時期や体を温めたい時におすすめ。とろろがつゆ全体に広がり、より濃厚な風味を楽しめます。

天ぷらとの相性

天ぷらをセットにした「天ぷらとろろそば」は、サクサクの衣ととろろの滑らかさが絶妙のハーモニー。ボリューム感もアップし、食後の満足度が高い人気メニューです。

天ぷらとろろ山菜そば
天ぷらとろろ山菜そば

店頭の人気商品「焼き栗」

丹波篠山から直送される高級栗

紅葉屋本店でもう一つ見逃せないのが、秋冬限定で店頭販売される「焼き栗」。丹波篠山産の大粒な栗を「焼き栗機関車」という専用マシンで実演販売しており、焼き上がる際の香りがたまらなく魅力的です。

サイズ・価格のバリエーション

焼き栗は、以下のようにサイズや価格が複数用意され、登山途中の食べ歩きやお土産に最適です。

サイズ目安価格特徴
小 125g550円(税込)小腹を満たすのにちょうどいい量
中 280g1,100円(税込)グループでシェアするのにおすすめ
大 600g2,200円(税込)大容量で家族へのお土産や差し入れにも最適

注意: 高尾山周辺にはゴミ箱が少ないため、栗の殻は持ち帰りましょう。

その他のおすすめメニュー

紅葉屋本店は、とろろそばと焼き栗以外にも、季節感あふれる多彩なメニューを取り揃えています。

  • 手打ちそば(限定10食)
    国産蕎麦粉を使い、職人が丁寧に打った希少な逸品。早い時間に売り切れることも。
  • 山菜そば
    高尾山ならではの山菜をふんだんに使用。春の新緑シーズンは特におすすめ。
  • そば茶ぷりん
    そば茶の香ばしさと、なめらかなプリンの舌触りが絶妙にマッチしたデザート。

差別化・独自性

紅葉屋本店ならではの魅力を際立たせるのが、他店にはあまり見られない個性的なメニューや演出です。特に目を引くのが、「とろろ天ぷら」「焼き栗機関車」といった “紅葉屋本店でしか味わえない” 体験要素が豊富な点です。

  • とろろ天ぷら
    大和芋100%のとろろを天ぷら仕立てにした独創的な一品。外はサクッと、中はふわっとした不思議な食感が病みつきになります。通常の「とろろそば」とはまた違った形で、とろろの風味を存分に楽しめるメニューです。
  • 天ぷらメニューの詳細と価格
    天ぷら単品のバリエーションが豊富で、季節によって内容が変わることも。とろろそばとの組み合わせだけでなく、好きな天ぷらを追加注文して“自分流アレンジ”を楽しめるのは老舗ながら柔軟なサービスを提供している証といえます。
  • 「焼き栗機関車」での実演販売
    秋冬になると店頭に現れる専用の焼き栗機は、蒸気を勢いよく噴き上げながら栗を焼き上げる様子がまるでミニ機関車のよう。遠くからでも煙や香ばしい香りに惹かれ、思わず立ち寄りたくなるインパクトがあります。
焼き栗機関車
お店の横では焼き栗機関車実演中

こうした唯一無二の個性が、紅葉屋本店を多くの登山客・観光客にとって“高尾山の楽しみ方をワンランク上げる存在”に押し上げているのです。

店内の雰囲気と特徴

2017年の改装により、店内は明るく清潔感のある和モダンな空間へと生まれ変わりました。特に奥には川のせせらぎを眺められる座敷席があり、四季折々の景色を楽しみながらゆったり食事ができます。
入口付近のお土産コーナーでは、そば茶やそば粉、山芋など、高尾山ならではの食材やお菓子が購入可能。食後に立ち寄って、思い出を持ち帰るのもおすすめです。

座敷席から眺める川のせせらぎ
座敷席から眺める川のせせらぎ

訪問のベストタイミングと楽しみ方

季節別おすすめ

  • 秋(紅葉シーズン)
    10月下旬~11月中旬にかけて山が紅葉し、景観も格別。焼き栗の香ばしさと彩り豊かな紅葉を同時に楽しめます。

  • 冷たいとろろそばが登山後のクールダウンにぴったり。緑いっぱいの高尾山でリフレッシュ。

  • 温かいそば&ホクホクの焼き栗で、体の芯から暖まる至福の時間を。

混雑回避のポイント

  • 平日or開店直後(10:30頃)を狙う
    週末のランチタイム(11:30~13:30)は特に行列になりやすい。
  • 遅めのランチ(14:00以降)も狙い目
    ピークを外すことで比較的ゆったり食事が楽しめます。
  • 紅葉シーズンは早朝 or 平日
    観光客が集中する紅葉シーズンこそ、混雑回避の時間帯を選ぶのが賢明。

お店基本情報

項目内容
店名紅葉屋本店
住所東京都八王子市高尾町2208
電話042-661-2012
営業時間10:30~15:30頃(混雑状況により変動あり)
定休日毎週火曜日(臨時休業あり)
アクセス京王線高尾山口駅から徒歩約5分(約229m)
ケーブルカー清滝駅前
駐車場なし
支払方法カード可(VISA、JCB、AMEX)
電子マネー可
QRコード決済可
公式サイトhttps://www.momijiya-honten.com/

まとめ

紅葉屋本店は、高尾山観光を語るうえで外せない老舗蕎麦店です。130年以上続く伝統の「とろろそば」は大和芋100%のとろろと細麺との相性が抜群で、秋冬限定の「焼き栗」はホクホクした甘みと香りで多くの人を魅了しています。

店内の雰囲気や季節感あふれるメニューも含め、高尾山ならではの魅力を満喫できるスポットなので、ぜひ足を運んでみてください。きっと一度食べたら忘れられない味と、四季折々の自然が作り出す絶景を同時に楽しめるはずです。

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