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夏の高尾山登山は暑い!服装と持ち物・暑さ対策を徹底解説

服装

木々の緑が最も輝き、生命力にあふれる夏の高尾山。しかし、その魅力と裏腹に、登山者にとっては「暑さ」「日差し」「虫」という、手ごわい3つの試練が待ち受けています。

「夏に登るのは無謀かな?」「熱中症が心配…」

そんな不安を感じる必要はありません。夏の特性を正しく理解し、服装と持ち物、そして少しの工夫で対策をすれば、高尾山の夏は誰にとっても最高の思い出になります。

fumotori
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この記事では、夏の高尾山登山を快適に、そして安全に楽しむための服装選びのポイントから、必須の持ち物、効果的な暑さ対策まで、全ての情報を網羅して解説します。

夏の高尾山登山の服装【3つのキーワード】

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夏の服装選びで押さえるべきキーワードは「吸汗速乾性」「通気性」「UVカット・防虫」の3つです。

①吸汗速乾性:汗をかいてもサラサラに

夏の登山では大量の汗をかきます。汗で濡れた服は不快なだけでなく、体の熱を効率的に放出できなくなり、熱中症のリスクを高めます。肌に直接触れるTシャツは、綿100%を避け、ポリエステル素材などの化学繊維でできた速乾性の高いものを選びましょう。

②通気性:風通しを良くして快適に

体にぴったりフィットする服よりも、少しゆとりのあるデザインの方が、服と体の間に空気が通り、涼しく感じられます。ボトムスはショートパンツが涼しいですが、日焼けや虫刺されが気になる方は、通気性の良い薄手の長ズボンがおすすめです。

③UVカット・防虫:肌をしっかり守る

夏山の紫外線は想像以上に強力です。UPF(紫外線保護指数)の高い衣類を選ぶのに加え、つばの広い帽子は必須アイテム。また、半袖の場合はアームカバーを着用すると、日焼け対策と同時に、虫に刺されるリスクも軽減できます。

【必須】夏の高尾山登山、服装以外の持ち物リスト

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夏の登山は、持ち物が生死を分けると言っても過言ではありません。特に以下のアイテムは、絶対に忘れないようにしましょう。

多めの水分(1人1.5L以上を目安に)

夏の登山では、自分でも驚くほど水分が失われます。最低でも1.5Lは用意し、「少し多いかな?」と感じるくらいが安心です。水だけでなく、失われたミネラルを補給できるスポーツドリンクを併せて持っていくのが賢明です。

日焼け止め・帽子・サングラス

紫外線から肌や目を守る三種の神器です。日焼け止めは汗で流れてしまうため、休憩のたびにこまめに塗り直しましょう。

虫除けスプレー

高尾山には蚊やブヨ(ブユ)などの虫が多く生息しています。特に沢沿いのコースでは必須です。肌の露出部分だけでなく、服の上からスプレーできるタイプのものも効果的です。

塩分補給アイテム

汗と一緒に失われる塩分を補給しないと、足がつったり、熱中症になったりします。手軽に塩分を摂れる塩飴や塩タブレットをポケットに忍ばせておきましょう。

夏の高尾山を快適に楽しむための3つの攻略法

6号路(びわ滝コース)

服装と持ち物が万全でも、夏の暑さを真正面から受け止めては体力が持ちません。賢く立ち回るための3つの攻略法をご紹介します。

①早朝スタートを徹底する

最も効果的な暑さ対策は、涼しい時間帯に登ることです。遅くとも朝8時までには登山を開始し、気温がピークに達する正午前には山頂に到着、もしくは下山を始めるのが理想的なスケジュールです。

②涼しいコースを選ぶ

高尾山には複数の登山コースがありますが、夏に特におすすめなのが6号路(びわ滝コース)です。コースの大部分が木陰になっており、沢に沿って登るため、体感温度が他のコースより明らかに低く感じられます。水の音を聞きながら歩くのは、最高のクールダウンになりますよ。

③無理のない計画を立てる

夏は冬に比べて体力の消耗が激しくなります。「いつもはこのペースで歩けるから」という過信は禁物。普段より休憩の回数を増やし、意識してゆっくり歩くことが大切です。体力に自信がなければ、ケーブルカーやリフトを積極的に利用し、無理なく山頂を目指しましょう。

注意!夏ならではの危険と対策

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最後に、夏特有の危険とその対策について確認しておきましょう。

熱中症

めまい、頭痛、吐き気、異常な量の汗、または逆に汗が止まるなどの症状が出たら熱中症のサインです。すぐに登山を中断し、風通しの良い日陰で休みましょう。服を緩め、体を冷やし、水分と塩分を補給してください。決して一人で我慢せず、周囲の人に助けを求める勇気も大切です。

天気の急変(ゲリラ豪雨)

夏の午後は大気が不安定になりやすく、突然の雷雨(ゲリラ豪雨)に見舞われることがあります。たとえ朝が晴れていても、レインウェアは必ず携行しましょう。雷が鳴り始めたら、速やかに山小屋などに避難してください。

緊急時の連絡先

万が一の際は、以下の連絡先をご利用ください

  • 高尾警察署: 042-621-0110
  • 高尾消防署: 042-661-0119
  • 救急・消防: 119

夏の高尾山登山は暑い!服装と持ち物・暑さ対策を徹底解説 まとめ

夏の高尾山登山は、確かに暑さとの戦いです。しかし、正しい服装と万全の持ち物、そして賢い計画があれば、夏の深い緑、生き物たちの賑わいといった、この季節にしか出会えない素晴らしい魅力を満喫することができます。

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今回ご紹介した情報を参考に、安全対策を万全にして、最高の夏の思い出を作りにでかけてくださいね。

夏の高尾山で楽しめる施設

高尾山ビアマウント

  • 住所: 東京都八王子市高尾町2205
  • 電話: 042-665-9943
  • 営業期間: 2025年6月28日(土)?10月26日(日)
  • 営業時間: 12:00~21:00
  • 料金: 大人(中学生以上)5,000円(65歳以上300円引き)
  • システム: 2時間制飲み放題・食べ放題
  • HP: 高尾山ビアマウント

京王高尾山温泉 極楽湯

  • 住所: 〒193-0844 東京都八王子市高尾町2229-7
  • 電話: 042-663-4126
  • 営業時間: 8:00~22:30(最終入館受付21:45)
  • 料金: 平日1,100円、土日祝1,300円
  • アクセス: 高尾山口駅隣接
  • 公式サイト: 京王高尾山温泉 極楽湯

高尾山薬王院

  • 住所: 〒193-0844 東京都八王子市高尾町2177
  • 電話: 042-661-1115
  • 公式サイト: 高尾山薬王院

※この記事の情報は2025年7月時点のものです。最新の営業時間・料金等は各施設の公式サイトでご確認ください。

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