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高尾山登山の服装と持ち物リスト | 初心者でもこれで安心

服装

「明日、高尾山に行くけど…何を着ていけばいいんだろう?」
「登山の持ち物って、何が必要?特別なものを買わないとダメ?」

登山前日、楽しみな気持ちと同じくらい、服装や持ち物の準備に悩んでしまうことはありませんか。特に初めてだと、何が正解なのか分からず不安になりますよね。

でも、ご安心ください。高尾山登山は、必ずしも高価な専用品を揃える必要はありません。ユニクロなどの身近なお店で手に入るもので、快適な服装は十分に実現できます。

fumotori
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この記事では、あなたの準備の不安を解消する「究極のチェックリスト」をご用意しました。これさえ読めば、誰でも自信を持って準備を整え、当日の登山を心から楽しむことができますよ。

高尾山登山の服装、基本の考え方「レイヤリング」

画像はイメージです

まず、登山の服装で最も大切な考え方が「レイヤリング」、つまり「重ね着」です。

なぜ重ね着が重要なのでしょうか。それは、山の天気や体温の変化に対応するためです。登り始めは肌寒くても、歩き続ければ汗ばむほど暑くなります。逆に、山頂で休憩していると、汗が冷えて急に寒さを感じることも。この温度変化にスムーズに対応できるのが、重ね着の最大のメリットなのです。

①肌に触れる「ベースレイヤー」

一番下に着る肌着の役割は、汗を素早く吸い取って乾かすこと。ここで絶対に避けたいのが、綿(コットン)100%のTシャツです。綿は汗を吸うと乾きにくく、気化熱で体温を奪ってしまうため、汗冷えの原因になります。ユニクロの「エアリズム」のような、ポリエステル素材の速乾性インナーを選びましょう。

②体温を保つ「ミドルレイヤー」

ベースレイヤーの上に着て、体温を保つのがミドルレイヤーの役割です。具体的には、フリースや薄手のダウンジャケット、パーカーなどがこれにあたります。暑ければ脱ぎ、寒ければ着る、体温調節の主役となる服です。

③雨風から身を守る「アウターレイヤー」

一番外側に着るのが、雨や風から体を守るアウターレイヤーです。山の天気は変わりやすいため、防水性のあるレインウェアや、風を防ぐウィンドブレーカーは必須アイテム。コンパクトに収納できるものを選べば、リュックに入れても邪魔になりません。

【季節別】高尾山の服装 具体例

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レイヤリングの基本がわかったところで、季節ごとの具体的な服装の組み合わせを見ていきましょう。

春・秋(4-5月、10-11月)の服装

日中は暖かくても朝晩は冷え込む、一年で最も寒暖差が激しい季節です。「速乾性の長袖Tシャツ」の上に、ミドルレイヤーとして「フリースやパーカー」を羽織り、アウターに「ウィンドブレーカー」を用意するのが王道の組み合わせ。暑ければフリースを脱いでリュックにしまうなど、こまめな調節が快適さの鍵です。

夏(6-9月)の服装

夏の服装で最も重要なのは、「速乾性」と「日差し・虫対策」です。服装は「速乾性Tシャツ」一枚で十分なことが多いですが、日焼けや虫刺されを防ぐために薄手のウィンドブレーカーやアームカバーがあると安心。また、熱中症対策として、つばの広い帽子は絶対に忘れないようにしましょう。

なお、夏の高尾山では高尾山ビアマウントも営業しており(2025年は6月28日-10月26日)、登山後のビールも楽しみの一つです。

冬(12-3月)の服装

冬の高尾山は都心より2-3℃程度低くなることもあり、しっかりとした防寒対策が必須です。ベースレイヤーはユニクロの「ヒートテック」のような保温性の高いものを選び、その上に「フリース」、さらにアウターとして「ダウンジャケット」を重ねます。風が冷たいので、「ニット帽」「手袋」「ネックウォーマー」の防寒三点セットも忘れずに持っていきましょう。

【決定版】高尾山登山の持ち物チェックリスト

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さあ、いよいよ持ち物の最終チェックです。これさえあれば大丈夫、というアイテムをリストにしました。準備の際にぜひ活用してください。

①絶対に必須の持ち物(ザックに入れるもの)

  • リュックサック
    両手を自由にするため、荷物は必ずリュックに入れましょう。

  • 1号路なら履き慣れたスニーカーでも大丈夫です。ただし、それ以外のコースに行くなら、靴底がしっかりしたハイキングシューズが安心です。
  • 飲み物
    季節を問わず、最低でも500ml~1Lは必要です。夏場は多めに用意しましょう。
  • 雨具
    天気予報が晴れでも必須です。折りたたみ傘では片手がふさがり危険なため、理想は上下に分かれたセパレートタイプのレインウェアです。
  • スマートフォン&モバイルバッテリー
    地図アプリの確認や緊急時の連絡手段として。バッテリーの消費は激しいので、予備電源は必ず持っていきましょう。
  • 小銭
    一般的な山ではトイレが有料の場合もあるため、小銭を用意しておくと安心です。100円玉をいくつか用意しておくとスムーズです。

②あると快適度がアップする持ち物

  • タオル
  • 軽食・行動食(すぐにエネルギーになるチョコレート、おにぎり、ナッツなど)
  • 帽子、日焼け止め
  • ゴミ袋(ゴミは必ず持ち帰りましょう)
  • ウェットティッシュ、絆創膏
  • 健康保険証のコピー(万が一の怪我や病気に備えて)

初心者がやりがちな服装・持ち物のNG例

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最後に、愛情を込めて、初心者がついやってしまいがちな「これだけは避けてほしい」NG例をお伝えします。

NG例1:汗が乾かない「綿100%のTシャツ」

おしゃれで着心地の良いコットンTシャツですが、登山では最大の敵になることも。汗で濡れると驚くほど乾きにくく、休憩中に風に吹かれると一気に体温を奪われます。低体温症のリスクもあるため、必ずポリエステルなどの化学繊維のシャツを選びましょう。

NG例2:買ったばかりの「新品の靴」

「登山のために新しい靴を買った!」その気持ちは素晴らしいですが、履き慣らしていない靴で長時間歩くと、靴擦れを起こしやすくなります。登山靴は、必ず事前に近所を歩くなどして、自分の足に馴染ませてから本番に臨みましょう。

NG例3:両手がふさがる「ショルダーバッグ」や「手提げ袋」

見た目がおしゃれなショルダーバッグや、飲み物を入れた手提げ袋で登るのは非常に危険です。足元が不安定な場所でバランスを崩したとき、両手が使えないと大怪我に繋がります。荷物はすべてリュックにまとめ、両手はいつでも自由に使える状態にしておくのが登山の鉄則です。

高尾山登山の服装と持ち物リスト まとめ

いかがでしたか?登山の準備は、難しく考える必要はありません。「重ね着」を基本に服装を選び、チェックリストで持ち物を確認する。しっかりとした準備こそが、安全で楽しい登山への第一歩です。

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このリストで、あなたの準備はもう万端のはず。あとは体調を整えて、高尾山の素晴らしい自然を思いっきり楽しんできてくださいね!

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