この動画を見ることで、高尾山が単なるハイキングコースではなく、一歩間違えれば重大な事故につながる危険な場所であることを認識できます。
軽装や安易な計画が遭難につながる可能性、そして救助隊の困難な活動を知ることで、高尾山に対する危機意識を高め、安全な登山のための準備の大切さを学ぶことができます。
高尾山における登山客の安全を守る!高尾警察署山岳救助隊の活動に密着|TBS NEWS DIG
グルメや景色を堪能する人がいる一方で、35メートル滑落や79歳男性が真っ暗闇で下りられなくなる山岳事故も…。そんな登山客の安全を守る高尾警察署山岳救助隊に密着しました。
はじめに
- 記録的な猛暑で紅葉が遅れた今年は、駆け込みで紅葉を楽しもうと多くの登山客で賑わっている。
- 一方で、高尾山では登山客の遭難事故が後を絶たない。
- この記事では、高尾警察署山岳救助隊の活動に密着し、高尾山の安全を守るための彼らの奮闘を紹介する。
登山客の多様な姿と問題点
- 高尾山では、本格的な登山を楽しむ人から、手軽なハイキングを楽しむ人まで、多様な登山客が見られる。
- 山頂でトマトリゾットを作ったり、友人の誕生日をサプライズでお祝いするグループもいる。
- しかし、一方で問題も発生している。
- ヒールのある靴や下駄で登山する人もいる。
- 軽装で登山する人も多い。
- これらの行動が遭難事故の一因になっている。
高尾山の遭難事故の現状
- 東京都は昨年の山岳遭難件数が全国で2番目に多い。
- その多くが高尾山周辺の山で発生している。
- 軽装登山が遭難の原因の一つとされている。
高尾警察署山岳救助隊の活動
- 高尾警察署山岳救助隊は、高尾山での遭難事故に対応する専門チームである。
- 350件以上の救助実績を持つ人道春夜巡査部長をはじめ、経験豊富な隊員が揃っている。
- 救助要請が入ると、パトカーで頂上付近まで移動し、そこから現場へ急行する。
- 救助隊員は、救急グッズが入った20kgものザックを背負って、暗闇や悪路の中を移動する。
救助活動の事例
- 滑落事故
- 登山道で足を滑らせて35m滑落した20代男性の救助。
- 救助隊員は、斜面を慎重に下り、男性をロープで固定。
- 滑りやすい斜面を協力して登り、無事救助。
- 男性は、すり傷のみで済んだ。
- 暗闇での歩行困難
- 日没後、暗闇の中で動けなくなったという通報。
- 救助隊員は、二手に分かれて現場へ。
- 79歳の男性を発見し、自力での下山が困難と判断。
- 男性を背負って、暗闇の登山道を慎重に下山。
救助隊からのメッセージ
- 高尾山は、舗装された道から本格的な登山道まである。
- 登山者のレベルに合わせて、しっかりとした計画を立ててほしい。
まとめ
高尾警察署山岳救助隊は、登山客の安全を守るために、日々奮闘している。登山者は、自身のレベルに合った装備と計画で登山を楽しむことが重要である。
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