この動画を見ると、高尾山が「気軽に登れる山」というイメージとは裏腹に、体調不良や落とし物、暗闇での遭難など、様々なアクシデントが起こりうる場所だと認識できます。救助隊の活動を通じて、安易な行動が遭難に繋がり、多くの人に迷惑をかける可能性を知り、安全な登山のための意識改革を促すことができます。
【密着】高尾山「山岳救助隊」 “気軽に登山”のはずが…思わぬアクシデントで110番 | 日テレNEWS
標高600mほどの高尾山。登山客が増えるこの時期、ケガや体調不良などのアクシデントも…。そこで今回、特別に警視庁・高尾警察署の警察官で構成される「山岳救助隊」に“目線カメラ”をつけて、出動から救助までの一部始終を撮影してもらいました。その映像から見えてきたモノとは?
はじめに
- 都心からのアクセスが良く、気軽に登山を楽しめる高尾山。
- しかし、山の中では様々なアクシデントが発生する可能性がある。
- この記事では、高尾山の安全を守る山岳救助隊の活動に密着し、山の危険性や注意すべき点を紹介する。
山岳救助隊の活動
- 高尾山の山岳救助隊は、怪我や体調不良などのアクシデントが発生した際に、現場へ急行する。
- 24時間365日、いつでも出動できるように準備を整えている。
- 救助隊員は、様々な状況に対応できるよう訓練を重ねている。
救助活動の事例
- 体調不良による救助
- 30年ぶりの登山で体調を崩し、動けなくなった50代女性の救助。
- 救急車での搬送に時間がかかるため、たまたま通りかかった登山客に協力を依頼。
- パトカーで麓まで搬送し、その後救急車で病院へ搬送。
- 落とし物による救助
- 崖下にスマホを落としてしまったという通報が多発。
- 7m下の崖に落ちたスマホを救助隊員が回収。
- 落とし物を自分で取りに行くと、滑落などの事故につながる危険性があるため、救助隊が対応。
- 暗闇での体調不良による救助
- 午後6時40分、動けなくなっている人がいるとの通報。
- 脱水症状などで下山できなくなった70代男性を救助。
- 急な斜面にロープを張り、消防隊と協力して男性を搬送。
高尾山で注意すべきこと
- 体調管理: 無理な登山は避け、体調に不安がある場合は登山を控える。
- 装備: 十分な装備と計画を持って登山する。
- 落とし物: スマホなどを手に持ったまま歩かない。
- 無理な行動: 危険な場所には立ち入らない。
- 暗闇: 日没後の登山は避ける。
まとめ
高尾山は気軽に登山を楽しめる一方で、思わぬアクシデントが起こる可能性がある。登山者は、十分な装備と計画を持ち、無理のない範囲で登山を楽しむことが重要である。また、何かあった際には、山岳救助隊が駆けつけてくれることを覚えておくと良い。
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