時を経てなお大切に受け継がれている技術、技法、想い。
それを3人の作家がそれぞれに現在の「かたち」へと表現しました。
現在・過去・未来、時空を越えるひと時をお楽しみ下さい。
春日友子 沈金
日本・フランス現代美術世界展からフィンランド美術賞展に推薦して頂いた作品「煌」と、公募で入選した「己」を、この機会にどうぞご覧下さい。
山口由佳 自然染織・仕覆
茶道具を守るための袋、仕覆(しふく)と網袋を、自然から得た素材で作りました。
時間をかけて手で作り出されたものが持つ息づかいやぬくもり、そして自然から生まれる美しさ優しさ奥深さを感じていただけたら嬉しいです。
谷本朋子 ミニチュアドールハウス
八王子市内で、惜しまれつつ閉店したお店、今も愛されて営業を続けているお店の作品を、ご依頼主様より特別にお借りして展示します。
また、裏高尾等、高尾山のフモトで、多く見られるタカオスミレのミニチュア作品も初登場となります。
* ギャラリーでは、新型コロナ感染拡大防止のための対策を行っておりますが、混雑する時は、入場制限をさせて頂く場合がございます。また、ご来場の際は、マスク等の着用をよろしくお願いいたします。
作家プロフィール
当日参加する3人の作家をご紹介します。
春日 友子(かすが ゆうこ) 沈金
1978年3月生まれ。東京都八王子市出身在住。 石川県立輪島漆芸技術研修所卒業。
在学中、現人間国宝(重要無形文化財保持者)である前史雄氏に師事。
2008年、八王子のギャルリーモトにて初の個展開催。
都内近郊各有名百貨店の和食器売り場にて実演販売を経て現在、自身の作品を制作・販売。
2018年 AZITO BARにて第2回個展「花咲く春にあう」開催
CAFFEE ritmosにてイラスト展「休日の過ごし方」開催
第19回日本・フランス現代美術世界展入選
第51回欧美国際公募フィンランド美術賞展推薦 第51回欧美国際公募フィンランド美術賞展入選
2019年 第20回記念日本・フランス現代美術世界展入選
2020年 第21回日本・フランス現代美術世界展入選
11/5-10 ギャラリー芙蓉にてグループ展開催予定
2021年 第53回欧美国際公募スペイン美術賞展推薦出展予定
ホームページ:https://peraichi.com/landing_pages/view/yuk0chinkin
山口 由佳(やまぐちゆか) 自然染織・仕覆
1978年生まれ。東京都八王子市在住。
東京造形大学デザイン学部にてテキスタイルを学ぶ。
綿、藍の栽培から、手紡ぎ、手織り、自然染色にこだわったテキスタイルを制作。
2010年、茶道の表千家に入門したことをきっかけに、 自作のテキスタイルで茶道具を包む伝統的な袋「仕覆(しふく)」の制作を始める。
2020年、八王子のギャラリー芙蓉にて初三人展「時のかたち」に出展。
ホームページ:@yukayamaguchi
谷本 朋子(たにもとともこ)ミニチュアドールハウス制作
1965年4月生まれ。八王子市在住。大阪府岸和田市生まれ。
ミニチュアドールハウス制作を始めて25年以上。
1999年7月個人事業登録。
オリジナル作品制作と、「思い出をミニチュアで形に残す」をテーマとしたオーダーメード制作を中心に活動。
定期的に、個展を開催、イベントにも出店してワークショップを実施している。
2008年 森永ミルクココアのTVCM用に、南フランス風の石造りの壁面や家具を制作。
2013年 電通TMCの依頼でイオン系ショッピングモール・アリオポスターの撮影小物類を担当。
garden cafe 海の塔 ( 元八王子 ) にて、初めての個展を開催
2014年 丸善出版「ドールハウス作家辞典2014」に掲載。丸善丸の内本店ギャラリーにて出版記念展示会に出展。
2016年 東京都八王子市のモノづくりコンテスト『はちもん』にて、最優秀賞を受賞
2017年 ちくちくカフェ(渋谷宮益坂)店内のメインオブジェのデザイン/制作を担当
2018年 福島県楢葉町の古民家「交民家」において、展示会/ワークショップを開催。
2019年 ギャラリー プラスノーション(銀座)にて個展「時を感じるミニチュアドールハウス展」を開催
2020年 ギャラリー芙蓉にてグループ展に出展
ホームページ:https://dollhouse-runa.com/
インスタグラム:@dollhouseruna
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