高尾すみれ庵 ~半世紀ぶりに高尾山のフモト 清滝駅前にできた「おいなりさん」のお店~

フモトリ
管理人

高尾フモト同盟主宰 佐藤です(→ 他にもこんなメディア運営しています)。
2022年4月1日、京王線高尾山口駅より徒歩3分、清滝ケーブルカー駅前広場の商店街に、新しいお店がオープンするということで取材訪問させて頂きました。

お店の名前は「高尾すみれ庵」。

2種類のおいなりさん「すみれいなり」と「てんぐいなり」をメインメニューとした甘味処です。

高尾山といえばお蕎麦屋さんが多い印象ですが、こちらのお店は「いなり寿司」と「素麺」を組み合わせたセットがお薦めメニューとなっているとのこと。

公式サイトを覗いてみると、いなり寿司をメインメニューにした理由が見つかりました。

高尾山にある高尾山薬王院は真言宗智山派の関東三大本山のひとつで正式な寺名は「高尾山薬王院有喜寺」と呼びます。
この高尾山は、古くから修験道の霊場で、また高尾山薬王院有喜寺の寺域となっており、当時の修験者がタンパク源として大豆や山菜を食べていたことからみなさまに馴染みのあるいなり寿司で仕上げました。
高尾すみれ庵 代表 和田雅英
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高尾すみれ庵の隠れた人気商品「紅彩塩」誕生物語

フモトリ
管理人

いなり寿司と素麺のコラボ、果たしてどんな体験が待ち受けているのだろう?

と、私の期待はMAXとなり、オープン前日の3月31日に清滝駅前に向かったのでした。

半世紀ぶりに高尾山ケーブルカー 清滝駅前に新店オープン!

なんでも、清滝ケーブルカー駅前商店街に新しいお店がオープンするのは実に半世紀ぶりとのこと。
取材にお伺いしたのはプレオープン期間の最終日である3月31日で、清滝ケーブルカー駅前広場の桜は満開でした。

桜の前に、ムササビが滑空するモニュメントを発見!

桜をうっとりと見ていると、桜の前の道路を挟んだ向かい側に「高尾すみれ庵」を発見!
お店の上部には、こちらもムササビらしき造形物が据え付けられております。

「あれ、こっちもムササビがいる!二人はつがいなのかしら?」

などと妄想しながら、お店の正面を眺めていました。

取材時は胡蝶蘭など、お祝いのお花が一杯でした

高尾すみれ庵のマスコットはモモンガのモモちゃん

あとで判明するのですが、お店の造形物はムササビではなくモモンガとのこと。
高尾すみれ庵のマスコット、モモンガのモモちゃんだったのでした。

さて、こちらのお店ですが、昭和の雰囲気を醸し出す老舗店舗に挟まれているせいもあり、明るい外観がひときわ目立ちます。

ベンチ中央ではモモちゃんがおいなりさんを食べていました

お店前のベンチでは、モモちゃんがおいなりさんを両手に持ってお出迎え。

「きっと、観光客がモモちゃんを挟んでベンチに座り、写真を撮ってインスタにアップするんだろうなぁ」などと想いを馳せていると、店長の和田貴世子さんが私たちを出迎えて下さいました。

高尾すみれ庵店長 和田貴世子さん

すみれ庵店長 和田喜世子さん
笑顔が素敵な店長の和田貴世子さん(26歳だそうです)

貴世子さん、さっぱりショートヘアーがとても爽やかですね!
カメラを向けると「今日は化粧してないんです・・・」と恥ずかしがっておりましたが、すっぴんでも十分素敵ですよ。

恥ずかしがりながらレンズ越しに微笑む貴世子さんからは、とても透明感のある真っすぐな印象を受けました。
これから、フモト界隈で人気が上昇しそうな気配を感じずにはいられません。

貴世子さん、フモト同盟一同応援していますので、これから頑張って下さいね!

1階は高尾すみれ庵のオリジナルグッズなど、お土産品が充実

1階にはモモちゃんグッズがズラリと並んでいました

お店に入ると、モモちゃんグッズや八王子生まれの 紅彩塩(べにさいしお)が並んでいました。

手提げの箱が可愛らしいモモちゃんクッキー箱(5枚入)

八王子の紅彩塩
八王子生まれの紅彩塩
モモちゃんシール(18枚入)
オリジナル水出しコーヒーパック
オリジナル水出しコーヒーパック(2個入)
オリジナル高尾山鍋

その他にもいろいろありますので、公式サイトでご確認ください。

ひとしきり1階のオリジナルグッズを拝見したあとは2階のイートインに案内されました。

2階の個室 「すみれ」は季節の移ろいを感じる贅沢な空間

2階はイートインスペースとなっていて、8人収容できる個室「すみれ」、4名掛けテーブル1卓、カウンター4席というレイアウトとなっています。

2階個室
8人収容できる個室「すみれ」は電話での予約が必要

桜や紅葉の季節には個室「すみれ」がお薦め。
オンシーズンはきっと予約困難になりそうな予感がします。
ちょっとした会社の研修や会議にも使用できそうですね(ご利用金額は1時間3,000円)。

空室状況はこちらで確認できます。

個室の窓からは駅前広場が見渡せて、季節の移ろいを愉しみながら贅沢な時間が過ごせます。
お伺いしたときは満開の桜が見渡せて、それはそれは綺麗でした!

▼テーブル席とカウンターはこんな感じで、こちらも窓から広場が見えます。

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窓から満開の桜を眺めていると、お待ちかねの ”おいなりさんのセットメニュー” が来ました!

取材陣が頂いたのは「選べる椀といなりセット」

取材用に提供して頂いたメニューですが、「選べる椀といなりセット」というものでした。
こちらのセットには、「すみれいなり」と「てんぐいなり」の各1個が付いてきます。

▼左が「てんぐいなり」、右が「すみれいなり」です。

てんぐいなり

昔、修験者が食べていた大豆をメインとしたいなり寿司です。
他にもひじきや人参が入っています。

すみれいなり

高尾山にたくさん咲くすみれにちなんだ山菜のいなり寿司です。
山菜のわらび、ぜんまい、たけのこ、しそが入っていて香りも楽しめます。

詳しいお品書きは公式サイトでご確認ください。

まずは「高尾すみれ椀」の冷たいセットをご紹介します。

高尾すみれ椀(冷)とおいなり2個のセット

高尾すみれ椀(冷)
高尾すみれ椀は5種類のカラフルな素麺とおいなりさんのセット(1,100円税込)

「高尾すみれ椀」は、5種類のカラフルな色素麺で高尾山に咲くすみれや様々なお花をイメージした、見た目も美しいメニューです。

素麺の色素は天然素材のもので、紫芋や柚子、梅、抹茶を使用しているそうです。身体にも優しいですね。
こちらのセットは、てんぐ・すみれいなりが各1個付いてきます。

これからの暑い季節は、冷たい素麺のセットで登山後のクールダウンを図る作戦はいかがでしょうか?

秩父山脈椀(温)とおいなり2個のセット

秩父山脈椀はとろろとなめこをトッピングした素麺とおいなりさんのセット(1,100円税込)

「秩父山脈椀」は、豆腐を覆うように素麺を乗せ、とろろとなめこをトッピングした、秩父山脈の雄々しい姿を表現したメニューです。 こちらのセットにも、てんぐ・すみれいなりが各1個付いてきます。

「秩父山脈椀」は、冬場や登山でクタクタになってしまった方がスタミナを付けるのにマッチしたメニューではないかと感じました。

私は両方のメニューを頂きましたが、どちらもジューシーないなり寿司との相性がバッチリで美味しかったです。

取材の最後に

貴世子さんに、今後どのようなお店にしたいですか?とお聞きしたところ

すみれ庵店長 和田貴世子さん
貴世子さん

子どもからお年寄りの方までホッとひと息つけるような、あったかいお店になったらいいなあと。初めて高尾山に来た方も、いつも高尾山に来ている方も『また来たいな!』と思えるような、そんなお店にしたいですね。

とお話されていたのが印象的でした。

フモトリ
管理人

またまた、高尾山のフモトに素敵なお店ができました。
高尾すみれ庵さん、これから長い間、高尾山に来る方たちの憩いの場になることをお祈りしています。

最後に、取材時に来ていた八王子の芸妓さんと一緒に記念撮影。

八王子芸者衆のふく弥さん(左)と成華さん(右)

お店基本情報

住所:東京都八王子市高尾町2208
電話:042-665-0176
営業時間:9:00~18:00(時期によって変動あり)
定休日:なし
ジャンル:カフェ・甘味処
HP:https://takao-sumirean.jp
facebook:@takaosumirean
Instagram:@takao_sumirean
採用サイト:https://takaosumirean.jbplt.jp/

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Photo by よしだなるみ( カレー女とカメラ小僧 主宰

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