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四天王門

四天王門

四天王門

高尾山薬王院の「四天王門(してんのうもん)」は、薬王院の境内に入る際の重要な山門であり、歴史的・宗教的な意味を持つ建造物です。この門は、訪れる人々を迎え入れると同時に、仏教の守護神である四天王が配置され、霊山としての高尾山の神聖さを象徴しています。以下に、四天王門の詳細なガイドをまとめました。

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四天王門の基本情報


四天王門の特徴

1. 四天王像

門内に東西南北を守護する四天王が安置されています。

四天王配置場所特徴と役割
持国天(じこくてん)東方守護鎧兜を身にまとい、独鈷(どっこ)を持つ。清らかな社会を守る。
増長天(ぞうちょうてん)南方守護剣を持ち、無数の鬼を制する。おごれる心を打ち砕く。
広目天(こうもくてん)西方守護筆と軸を持ち、広い視野で社会を守る。
多聞天(たもんてん)北方守護宝塔槍を持ち、福徳を集め豊かな社会を守る。

2. 建築様式

3. 六根清浄石ぐるま

門をくぐった先には「六根清浄石ぐるま」が設置されています。この石ぐるまは、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)を清めるための祈りの道具で、回しながら「懺悔懺悔!六根清浄」と唱えることで心身を清めるとされています。


四天王門の宗教的意義

四天王門は、単なる建築物ではなく、仏教の教えを象徴する重要な存在です。四天王は仏教の守護神として、災厄を防ぎ、訪れる人々に平和と繁栄をもたらすとされています。


アクセスと見どころ

アクセス

見どころ

  1. 杉並木: 四天王門に至るまでの参道には樹齢数百年の杉並木が続いています。
  2. 天狗像: 四天王門をくぐると、大天狗と小天狗の像が迎えてくれます。これらは高尾山の象徴的存在で、煩悩を吹き払う力を持つとされています。
  3. 願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり): 四天王門付近にある輪をくぐることで、願いが叶うとされています。

訪問時のポイント


まとめ

高尾山薬王院の四天王門は、その歴史的背景や宗教的意義を理解しながら訪れることで、より充実した参拝体験ができるでしょう。

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