サイトアイコン 高尾山ナビ

大天狗

高尾山薬王院は、東京都八王子市に位置する高尾山の中腹にある歴史的な寺院で、修験道や山岳信仰の聖地として知られています。その中でも特に注目されるのが、薬王院に祀られている「大天狗」の存在です。大天狗は、山岳信仰の象徴であり、訪れる人々に強い印象を与える存在です。

本記事では、高尾山薬王院の大天狗について詳しく解説します。

関連記事:高尾山薬王院有喜寺

大天狗とは

大天狗は、日本の伝説や信仰に登場する超自然的な存在で、特に山岳地帯で崇拝されています。高尾山薬王院では、大天狗は「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」の眷属(けんぞく)として祀られています。飯縄大権現は、仏教と神道が融合した神仏習合の象徴的な存在であり、大天狗はその力を象徴する守護者とされています。

大天狗の特徴

薬王院の大天狗像

薬王院の本堂周辺には、大天狗と小天狗の巨大な面が据えられています。これらの面は、薬王院を訪れる人々にとって必見のスポットです。

大天狗の面

本堂の大天狗の面

大天狗の信仰とご利益

高尾山薬王院の大天狗は、以下のようなご利益があるとされています。

参拝のポイント

薬王院を訪れる際、大天狗に関連するスポットを巡ることで、より深い信仰体験が得られます。

  1. 本堂での参拝
    本堂では、「南無飯綱大権現(なむいづなだいごんげん)」と唱えながら参拝します。大天狗の力を感じながら祈願を行いましょう。
  2. 大天狗の面を鑑賞
    本堂の右側にある大天狗の面を間近で見ることで、その迫力と信仰の深さを体感できます。
  3. 護摩祈祷への参加
    薬王院では、毎日数回護摩祈祷が行われています。ほら貝や太鼓の音とともに行われる祈祷は、大天狗の力を感じる貴重な機会です。

まとめ

高尾山薬王院の大天狗は、山岳信仰の象徴であり、多くの参拝者にとって特別な存在です。その赤い顔と高い鼻、そして圧倒的な存在感は、訪れる人々に深い感動を与えます。薬王院を訪れる際は、大天狗の面や護摩祈祷を通じて、その力を感じてみてください。高尾山の自然とともに、大天狗の神秘的な魅力を堪能できることでしょう。

モバイルバージョンを終了